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「花香房」について

プロジェクトの歩み

沿革①「花香房」の歴史

山添インター降りてすぐ、ふるさとセンターの一角に『花き振興センター(通称:花香房)』はあります。花香房は花きの特産化と花に満ちた村づくりのための拠点として1997年にオープンしました。

花き振興の部分(園芸ハウス)は『花き園芸組合』が運営。
産直センター(直売所)の部分はJAが2003年まで運営。それ以降地域の農家を中心としたグループ『花香房産直センター運営委員会』が組織され、地元農産物や加工品の販売を中心に産直センターを長年運営してこられましたが2020年にグループの解散が決定。

「村の中心地から直売所が消える?!」
と、村民の間に衝撃が走りました。

村役場でも今後の活用について話し合われ、地域振興の拠点として生まれ変わらせようという方向に意見が固まり『リバースプロジェクト』が立ち上がりました。

幸い、花き振興の部分を花き園芸組合から引き継いでいた中西農園さんが、産直センターを引き継いでくれることになり「村の中心地なのに直売所すらない!」という事態は免れることになりました。


沿革②リバースプロジェクトと「Sun-ten」


新しい地域振興の拠点を作るために招集されたメンバーは6人(のちに1名が加わり7人)全員が参加を快諾。

村内出身、村外出身、村外在住で山添在勤。
仕事は農家、加工販売業、保育士、村職員、デザイナー、カメラマン、看護師。

立場は様々ながら、共通点は子育て真っただ中のママであること。そして、村を愛していて、過疎化が進む山添村をどうにか元気にしたい!という志を持っているということ。

2021年1月から毎月ミーティングを重ね、花香房がどんな場所であるべきか? 話し合ってきました。
どんな場所があったら絶対に行きたいと思えるのか。
そして、ずっと山添村にいたいと思えるのか。

・コンセプト
・機能
・デザイン
・目的
・運営方法

子供たちの未来を本気で考えるということは、村の未来を本気で考えるということ。今、赤ちゃんのこの子が、小学生になり、中学生になり、高校生、大学生、そして大人になって、さらに次の世代に命が巡るまで…。

ここを訪れる人が、癒され、楽しみ、幸せな気持ちになれますように。

そんな願いを込めて、作り上げました。

2023年 春。

花香房は『Soyel(ソエル)』として生まれ変わります。


山添村は自然に添い暮らしてきた里山文化の村。

「添える」という言葉には派手さこそありませんが
主となるものに対して、そっと寄り添う、謙虚で優しい言葉です。

いらしてくださる方に寄り添えるような、
そんな、優しい場所にしていきたいです。

花香房外観.jpg
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